ゆるログ~

グラブル・ファイナルファンタジー・原神等々ゲームを中心にゆるゆるやっていきます

月経についての主張【深夜テンション注意】

その日は突然始まる、訳では無い。


 皆さんは「月経前症候群」という言葉を知っているだろうか。いきなりなんだ、と思われるかもしれないが、これは月経前に現れる不調全般を指す。不調は、大まかに身体的なものと精神的なものに分けられる。前者の例としては腹痛や吐き気、頭痛等、後者は不安や苛立ち、孤立感等である。私は今現在この文章の執筆中、月経痛に悩まされていて詳しいことは言えない(面倒くさい)ので、男女問わず、是非ネットや本を読んで欲しい。というか、そもそも月経について正確な知識をお持ちな方はどれほどいるのか。私は昔、「処女信仰」というのを聞いたことがある。そんな信仰があったのは嘘か真かは分からないが、信仰している人に言わせてみれば、「処女でなくなったら、月経が始まる」らしい。そんなわけあるか。それが真実だったら一生処女でいいわ。私からしたら、鼻で笑って軽く焚き火の中に投げ入れたくなるような話である。しかし、実際、知識のない人がいらっしゃるのが現実だ。残念ながら、この国の性教育は改善の余地しかないように思われる。かと言って、多くの人が性についてタブー意識を持っている中での改革は難しいのも、理解している。私はせめて保健のテストで満点を取るのは当たり前です、という認識作りを義務教育の中で取り入れる努力ぐらいはしてくれてもいいと思うが。てかテストなのだから、能力の数値化に対して激しい嫌悪感がなければ、いい点取れたら嬉しいじゃないか。周りがそれを囃し立てるのがおかしいのである。


 さて、話は戻る。なぜ私が月経前症候群という言葉を出したのか。それは私自身がそれで悩まされているからに他ならない。少々無頓着な性格故に、自分の月経の周期を詳しくは知ろうとしなかった私が危機感を抱いたのは、まさにその月経前症候群に悩まされるようになってからだった。ある日突然腹痛が始まり、吐き気がする…のに経血は見られない。月経前症候群の兆候が現れた時は、怖かった。最初は半年に1回の頻度で来る下痢かと思ったが、違う。次には可能性はゼロに等しかったが、性感染症を疑った。(女子校に通っていると彼氏すら出来ない...現実は厳しい)そしてその二日後に月経が始まり、腹痛と吐き気の原因が月経前症候群にあったことがわかったのだった。月経が来て安心したのはこの時が初めてだった。
 と、言われても月経痛とはどんなものなのか、知らない方も多いだろう。そこで、私の月経痛との戦いを一部紹介したい。


 私の月経痛は生活に支障をきたすレベルではないのだが、ここからは男性の皆さんにもわかりやすいように、RPG風に例えてみよう。(ここでは月経痛と月経前症候群による心身へのダメージを毒と表現する。)私の受ける毒ダメージは恐らく精神的なものの絡みで常に波打っている。歩いている時や家にいる時等、比較的リラックスしている時は大丈夫だが、電車に乗ったり、授業を受けたり、緊張状態になると話は別だ。常に敵が子宮の中で突進し始める。そうなるともう立つのがやっとだ。
 もし毒になったその日が日曜日か祝日なら、「今日はちょっと安静にしていようかな」と、ずっと回復ポイント周辺(家)で戦えて楽だ。しかし問題は平日の時だ。まあ、単純に考えて平日に直撃する確率の方が高いので、ほとんどの場合が下記に当てはまる。
朝学校に行くために電車に乗ると、途中で回復ポイント(トイレ)に駆け込みたい時に駆け込めないという恐怖で、毒状態が勝手に猛毒状態になってしまって急にHPの減りが早くなる。そして私はあいにく副作用を恐れて毒消し(ピルや鎮痛剤)を持っていない。ポーション(弁当)はここで食べる訳にはいかない。なので、HPは減る一方だ。そうこうして学校というダンジョンに着く頃には、もうHPゲージは半分以上減って、変色してしまっている。しかし家まで戻ると、途中で戦闘不能になってしまうので、仕方なくダンジョンの中の回復ポイントとショップ(保健室:ナプキンをくれる!)を頼りにクエスト(授業)に挑むのだ。私が挑むのはいつも日替わりクエストで、ただ単純にレベリング用に用意された低難易度~高難易度の連戦である。低難易度のバトル(座学)をこなすのはいいが、たまにそうもいかないこともある。たまにボス級の敵(先生に当てられる)とのエンカウントの可能性があって、これには緊張してしまう。冷や汗が出る、HPが減る。中難易度バトル(実習)では大抵共闘が可能だ。家庭科にしろ、生物にしろ、パーティー(班)には必ず白魔道士(友達)がいる。高難易度バトル(体育)の場合にはバトルをスキップ(見学)できるので、HPが少なく、とても勝てないと思った時はこの機能を使うのが最善だ。そう考えると、実は低難易度バトルが一番侮れない。
また、それまでにもバトルの戦績確認の時間(休み時間)に白魔道士がケアル(おしゃべり)でHPを少量回復してくれるのだが、 やっぱり私が頼りにしているのはポーションだ。何とか四時間目を乗り越えると、ようやくポーションが使えるようになり、心做しか私は元気になる。しかし、その日に委員会や部活の話し合いなどが入ると、ポーションは最悪帰宅までお預けとなってしまう。頭の悪いことに、高一の時私は実質、委員会を三個掛け持ちしていた。コロナのせいで、実際委員会が3つとも機能していた期間は半年にも満たなかったが、その間に限ると、学校に行った日にポーションを昼休みに使える可能性は単純計算すると50%しかなかったのだ。後から考えると本当に呆れた話である。
 そして午後のクエストも何とか乗り越えた先に待っているのは、またもや猛毒状態だった。しかし帰りはだいたい、途中まで白魔道士が隣にいてくれるので、そこまで窮地に陥るということはなかった。…結局家に帰った頃にはほぼ瀕死なのだが。


 と、このような感じの日が月に二日~三日ほどある。ある日は痛みだけだったりある日は吐き気を伴ったり、下痢も抱えたり、と日毎に症状は異なるが、言ってしまえば全部苦しいし、辛い。男性、月経痛のない女性にはまだ実感が湧かない方もいらっしゃると思うので今度は現実的に例えると、私の月経痛の痛さと恐怖は、体を椅子に固定されてみぞおちを超高速でかつ緩急をつけて殴られ続けるのに似ている。縛られているので決して逃れることは出来ないし、腹筋にずっとは力を入れていられないので、痛みを和らげるのにも限度がある。
 
 この月経痛だが、酷い方だと、本当に動けないくらい痛かったり、貧血を引き起こして気絶してしまうこともあるそうだ。そんな、月一で襲ってくる不調の嵐をいくつも乗り越えてきた女性は、戦士である。世の男性達が思うより強く、逞しい。戦士は仕事場でも学校でも頑張ろうとするあまり毒に侵されながらも無理をしてしまうことがあるのだ。だから戦士が弱音を吐いた時は、思いやって欲しい。同じ場所で働く仲間として、学ぶ仲間として、戦士の苦労を理解してやって下さい。これは一戦士からのお願いだ。どうか、より多くの人に届いて欲しい。そして、わかってもらいたいものだ。


途中から完全に話が逸れてしまったような気がするがともかく私は、月経というものの多様性、インディビジュアルみを多くの人に理解して頂きたいのだ。月経は、人それぞれであるから、それによって引き起こされる不調もまた人それぞれなのである。教科書通りの月経なんて一例に過ぎないことを知るべきだ。


うぅ...お腹痛い......
というわけで今日はこの辺で...いや、まだ終われない!!
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<今日の豆腐コーナー>

突然すぎか!!!
筆者、実はかなり豆腐好きです笑
見るのも食べるのも◎ 
大学に入ったら試行錯誤しながら自力で作ってみたいなぁ
(絵は自作です() 豆腐好き繋がりで、忍たまの久々知君描きましたが...あんま似てなくて泣く)

けんちゃん?みたいな名前だった気がする
滑らかでクリーミー 大豆の主張が強くて、たうふの中に近代的自我を見出しました
⚠️たうふ=豆腐です 中世日本の豆腐の表記は「たうふ」らしい
(久々知君がそう言ってました)
麺つゆかけると男って浮かび上がるのはツボです笑
味噌汁とかには向かないかなーという印象